夏のソロキャンプに欠かせない、快適な食材や飲み物の保冷を叶えるクーラーボックス。
そんなソロキャンパーに向け、2024年の最新おすすめクーラーボックスを厳選しました。サイズや保冷力、デザインなどが優れたアイテムから、軽量でコンパクトなタイプまで、さまざまなニーズに合わせた選択肢をご紹介していきます。アウトドアをより快適に楽しむための必須アイテムを、ぜひチェックしてみてください。
さあ、この夏はオシャレでパワフルなソロキャンプを存分に楽しもう!
理想のクーラーボックスを選ぶための5つのポイント!
- サイズと容量(ソロのオススメは15L〜25L)
- 保冷性能
- 軽量性と持ち運びやすさ
- 防水性と耐久性
- デザインとアクセサリー
サイズと容量
ソロキャンプで使用するクーラーボックスのおすすめのサイズは、15L〜25Lです。ソロでの連泊やデュオの場合は、30Lがおすすめです。
クーラーボックスは入れる食材や飲料の量に合わせて選ぶ必要があります。日数や滞在場所によって必要な保冷品の量が異なるため、予定の行程に合った容量を選びましょう。
サイズ | 内容量の目安 |
---|---|
15L | 350ml缶が20本程度 |
30L | 350ml缶が40本程度 |
保冷性能
クーラーボックスの保冷性能は保冷時間や保冷効果の持続力で判断されます。メーカーや商品によって異なるため、保冷性能の指標をよく確認しましょう。ただし、保冷時間を明確に公開している商品は少ないため、素材や断熱材の厚さなどを確認することをおすすめします。
軽量性と持ち運びやすさ
軽量なクーラーボックスを選ぶことで、持ち運びや移動が容易になります。特にソロキャンプの場合、一人で全ての荷物を運ぶ必要があるため、軽量なクーラーボックスがオススメです。
軽量であると同時に耐久性がある素材のクーラーボックスを選ぶと、クーラーボックスの長期的な使用が期待できます。
防水性と耐久性
クーラーボックスは常に冷たい氷や水を保持するため、防水性が重要です。しっかりと密閉されていて水漏れを防げるクーラーボックスを選びましょう。
また、クーラーボックスはアウトドアで頻繁に使用することがありますので、耐久性が重要です。頑丈な素材や補強された角やハンドル部分などがあるクーラーボックスを選ぶことで、長期間にわたって頼りになる仲間となります。
デザインとアクセサリー
キャンプは楽しいアウトドアアクティビティなので、クーラーボックスのデザインも楽しめる要素です。自分の好みやキャンプスタイルに合ったカラーやデザインのクーラーボックスを選ぶことで、よりキャンプを楽しむことができます。
また、取り外し可能なショルダーストラップやカップホルダー、ボトルオープナーなどが付いていると、キャンプ時の利便性が高まります。
クーラーボックスの種類
キャンプで食材や飲み物を新鮮なまま楽しむためには、適切なクーラーボックスの選択が重要です。
- ハードクーラーボックス:頑丈で耐久性があり、優れた保冷性を持つ
- ソフトクーラーボックス:軽量で持ち運びが便利であり、折りたたみ可能なものもある
ハードクーラーボックス
ハードクーラーボックスは、頑丈な外装と高い保冷性が特徴です。一般的にプラスチックやポリウレタンフォームなどの材料を組み合わせて作られています。
ただし、ハードクーラーボックスは頑丈であるため、ソフトクーラーボックスに比べて重いです。そのため、長距離の移動や持ち運びが少し大変になることがあります。
ソフトクーラーボックス
ソフトクーラーボックスには、一般的には布地やナイロン、ポリエステルなどが使用されています。そのため、軽量でコンパクトで持ち運びが非常に便利です。また、折りたたむことができるタイプもあるので、収納時に場所を取りません。
ただし、ソフトクーラーボックスはハードクーラーボックスに比べて保冷力がやや劣ることがあります。また、耐久性にもやや劣る場合があるため、激しいアウトドアアクティビティや長期間のキャンプには適していない場合もあります。
ハードクーラーボックスに比べて一般的に価格がリーズナブルなものが多いです。
クーラーボックスの比較
ハードクーラー | ソフトクーラー | |
---|---|---|
保冷性能 | ||
軽量性 | ||
耐久性 | ||
価格 |
おすすめのハードクーラー5選
STANLEY(スタンレー)|クーラーボックス 15.1L
キャンプ芸人ヒロシさんも愛用しているクーラーボックス
スタンレーといえば、ボトルやタンブラーなどの商品をよく目にするかもしれませんが、クーラーボックスも保冷効果と強度に優れ、多くのキャンパーから愛されています。
スタンレーのクーラーボックスは、他社製品と比べても高性能な保冷力を誇る独自の真空断熱技術を採用しています。
持ち手のハンドルが大きく、しっかり握れます。また、ハンドルは本体にロックできるので、安定して運ぶことができます。
カラー | グリーン、ホワイト、ネイビー |
サイズ | (約)W42×D31×H28.5cm |
重量 | (約)3kg |
材質 | パッキン:シリコーンゴム ハンドル:ポリプロピレン 蓋:高密度ポリエチレン、ポリプロピレン 本体外側:高密度ポリエチレン 本体内側:ポリプロピレン ヒンジ:ナイロン ラッチ:ポリプロピレン、熱可塑性エラストマー |
容量 | 15.1L |
FIELDOOR(フィールドドア)|ノーザンクーラーボックス 18.9L
プロ仕様の圧巻のパフォーマンスを持つ、ハードクーラーボックス
YETIでも採用されているロトモールド構造(継ぎ目なしの一体構造)で作られており、高い耐衝撃性と耐久性があります。
また、圧力注入された分厚い断熱材と密閉性に優れた蓋裏のパッキンにより外気の影響を受けにくく、高い保冷力を実現しています。そのため、気圧により蓋が開かない場合があるため、空気を開放する気圧リリースボタンがあります。
目安として500ml缶が15本入ります。
カラー | サンド、チャコールグレー、ホワイト |
サイズ | 外寸 : (約)W53×D34×H36cm 内寸 : (約)W36×D20×H24cm |
重量 | (約)7.5kg |
材質 | リニアポリエチレン、ポリウレタン、ポリプロピレン、ラバー |
容量 | 18.9L |
Oregonian Outfitters(オレゴニアンアウトフィッターズ) |HYAD クーラーボックス 27R(25.5L)
効率的な収納と使いやすさを追求したデザインのクーラーボックス
無駄の少ないスッキリとしたフォルムと内部がスクエア形状になっているため、車に収納する際もデッドスペースができにくい形状です。断熱材の厚さは約3センチあり、お手頃なクーラー(約1センチ)と高級クーラー(約5センチ)の中間ぐらいの厚みです。
内部には仕切り板とバスケットが標準装備されているため、埋もれてしまいがちな調味料や卵などもすぐに取り出すことができます。
2トーンの落ち着いたカラーがかわいいクーラーボックスです。
カラー | リーフ、マスタード、カワセミ、カプチーノ、インク |
サイズ | 外寸:(約)W47.5×D36.5×H37cm 内寸:(約)W37×D26×H26cm |
重量 | (約)7.9kg |
材質 | 素 材:PE(ポリエチレン) 断熱材:POLYURETHANE(ポリウレタン) 脚・ラッチ・リッドシール:SILICON(シリコンゴム) ハンドル:NYLON(ナイロン)、EVA(ナイロン、エチレン酢酸ビニル) |
容量 | (約)25.5L |
ORCA(オルカ)|クーラー 20QT(19L)
保冷力最強!オルカのクーラーボックス
高い密閉性から産まれる、最大で10日間と言われるクラス最高の氷の保持力と耐久性が魅力のクーラーボックスです。機能性はもちろんですが、10種類のカラーバリエーションがあり自分のスタイルにあったカラーを選ぶことができます。
背面にはバックポケットがあり、ちょっとした小物を収納することができます。
デメリットとしては、重量が8kgとかなり重たいので持ち運びが大変になります。
カラー | ホワイト、タン、チャコール、グリーン、ブラック、シーフォーム、レッド、ネイビー、ライトブルー、オレンジ |
サイズ | 外寸:(約)W48×D35×H38cm 内寸:(約)W35×D23×H24cm |
重量 | (約)8kg |
材質 | シェル:ポリエチレン フォーム:ポリウレタン |
容量 | (約)19L |
ICEBOX(アイスボックス)|ICEBOX 22L
釣具ブランド「シマノ(SHIMANO)」が釣り場で鍛えた性能から生み出したクーラーボックス
日本を代表する釣具ブランド 「シマノ(SHIMANO)」が、キャンプ向けに作ったハードクーラーボックスです。魚の鮮度を保つために釣り場で培われた信頼の品質と保冷力が魅力です。
蓋は両側から開閉可能で、車のトランクに積んでいる際や、狭いスペースで荷物に挟まれたときでも、向きを変えずにスムーズに中身を取り出すことができます。
グレードによってカラーが決められているため、カラーを選ぶ際には注意が必要です。
グレード | カラー | 重量 | 断熱構造 | 最大氷保持期間 |
---|---|---|---|---|
PRO | カーキ | 5.7kg | 6面極厚真空パネル+ 発泡ウレタン | 6.5日間 |
EL | チャコール | 4.8kg | 3面真空パネル+ 発泡ウレタン | 4.5日間 |
ST | サンドベージュ | 4.2kg | 発泡ウレタン | 3.5日間 |
VL | ミディアムグレー | 3.7kg | 発泡ポリスチレン | 3日間 |
カラー | カーキ、チャコール、サンドベージュ、ミディアムグレー(※カラーによってクレードが違うので注意) |
サイズ | 外寸:(約)W53×D30×H33.2cm 内寸:(約)W40×H25cm |
重量 | カーキ:5.7kg チャコール:4.8kg サンドベージュ:4.2kg ミディアムグレー:3.7kg |
材質 | カーキ:発泡ウレタン チャコール:発泡ウレタン サンドベージュ:発泡ウレタン ミディアムグレー:発泡ポリスチレン |
容量 | 22L |
おすすめのソフトクーラー5選
AO Coolers(エーオークーラーズ) |キャンバス ソフトクーラー12パック(11L)
ハードクーラーに匹敵するほどの保冷力を持つ、AC Coolers
AO Coolersは、1990年にアメリカで「American Outdoors coolers」という名前で食肉産業や水産業向けの業務用クーラーの販売をスタートした会社です。高い保冷力と品質を誇るクーラーは多くのキャンパーから支持されています。
分厚い断熱素材使用し、5層の多重構造で驚異の保冷力を発揮します。
インナー素材にはウォーターベッドやプールなどにも使われている素材と同じ高品質TPUライナーがしようっされているため、簡単に水洗いすることができます。
取り外しができ、長さ調節が可能なショルダーストラップが付属されているので、重くて運ぶのが大変な場面でもショルダースタイルで楽に運ぶことができます。
カラー | ブラック、チャコール、ネイビー、オレンジ、サンドトープ、カーキ、ウッドランドカモ |
サイズ | (約)W36×D18×H30cm |
重量 | 905g |
材質 | ナイロン、ポリエチレン、ポリエステル、熱可塑性ポリウレタン、ポリウレタン |
容量 | 11L |
もう1つ大きい23LサイズのAO Coolers「24PACK デラックス」もおすすめです。前後に大きなポケットがついているので、キッチン周りで使いたい小物も十分に収納できます。
ANOBA|ブリザードソフトクーラー 25L
耐久性とスタイルを兼ね備えた、ソフトクーラー
シンプルでオシャレなキャンプギアを展開する大阪発祥のキャンプブランドANOBAのソフトクーラー。側面全体がTPU素材という樹脂で覆われていて、耐久性がかなり高いです。汚れも水でそのまま簡単に洗い流すことができます。
また、強力な防水ジッパーを使用しているため内部の冷気を逃がしにくくし、保冷力を高めています。
内容量は350ml缶が約35本入ります。
カラー | コヨーテ、オリーブ、ブラック |
サイズ | (約)W52xD26xH31cm |
重量 | (約)1.66kg |
材質 | TPU素材 EPE20mm (底面25mm) |
容量 | 25L |
DOD|SOFT KURAHIKO (15)
遊び心あふれるデザインと安心の保冷力を持つ、DODのソフトクーラーバッグ
DODのソフトくらひこ(15)は、ソロキャンプで使いやすい浅型ソフトクーラーバッグです。一般的なソフトクーラーバッグと比べて、分厚い断熱材を使用しているので、1泊のキャンプには十分な保冷性能です。
また、食材に合わせて位置調整ができるパーテーションが2枚付属しているので、集中して冷やしたいものを仕切って保冷することが可能です。
カラー | タン、カーキ、ブルーグレー、ブラック |
サイズ | (約)W41×D29×H21cm |
重量 | (約)1.3kg |
材質 | アウター:ポリエステル(ラミネートPVC) 断熱材:発泡ポリエチレン インナー:PEVA |
容量 | 15L |
セット内容 | 製品本体、肩掛け用ベルト×1、パーテーション×2 |
連泊ソロキャンパーには、「ソフトくらお(23)」23Lサイズもおすすめです。スーパーの買い物かご八分目に食材の買い出しをすれば中身をすべて収納できるようなサイズ設計です。
BAMKEL バンケル|24CAN SOFTCOOLER(16L)
韓国発!大人気アウトドアブランドのクーラーボックス
シンプルでかっこいい見た目と自然に馴染む落ち着いたカラーのクーラーボックスです。
厚さ20mm高密度NBR断熱材使用しているため、安定した耐熱性を持ち一泊二日は保冷力が維持されます。内部にインナーメッシュトートバッグが付属しているため、食材やドリンクを簡単に取り出し、そのまま持ち運ぶことができます。
また、蓋の部分にはEVAパネル(エチレン酢酸ビニル)という合成樹脂の一種を使用しており、丈夫な設計になっています。ちょっとした食べ物や小物も問題なく置くことができます。
カラー | ブラック、グレー、オリーブ、ディープサンド、ライトサンド |
サイズ | (約)W40×D27×H32cm |
重量 | (約)2.7kg |
材質 | 840D TPUラミネート、高密度NBR断熱材 |
容量 | 16L |
コールマン|アルティメイトクーラーⅡ/25L(オリーブ)
大容量で高機能!コールマンのアルティメイトクーラーⅡ/25L
少し大きめのサイズが良いという方には、コールマンのアルティメイトクーラーⅡ/25Lがおすすめです。このクーラーボックスは保冷力42時間で1泊2日以上のキャンプに最適。耐水圧25,000mmで雨にも対応し、25Lサイズで500mmペットボトル20本も収納可能です。
冷気を逃さないクイックサーブオープニングも便利で、抗菌ライナーは取り外して丸洗いもできます。文句なしの機能性を備えたクーラーボックスです。
また、未使用時は折りたたんでコンパクトに収納可能できます。
カラー | オリーブ |
サイズ | (約)W42×D32×H33cm |
収納サイズ | (約)W42×D20×H33cm |
重量 | (約)1.3kg |
材質 | TPE加工ポリエステル、ポリエチレン PETアルミニウム、PEVA |
容量 | 25L |
クーラーボックスの保冷力を持続させる3つの保冷テクニック
食材や飲み物の新鮮さを保つためには、クーラーボックスの保冷力を最大限に引き出す必要があります。そのため、クーラーボックスを使用する際には、クーラーボックスの機能だけに頼るのではなく保冷力をアップさせる工夫も必要です。
- 食材・ドリンクは事前に冷やしておく
- 保冷剤や冷凍品は上部に入れる
- 地面から底上げする
食材・ドリンクは事前に冷やしておく
食材や飲み物を常温の状態でクーラーボックスに入れてしまうと、冷却するために多くのエネルギーが必要になり、保冷力の消耗が早まります。
そのため、事前に食材や飲み物を冷蔵庫で冷やしておくことが重要です。冷たい状態からクーラーボックスに入れることで、初めから低い温度を保ちやすくなり、保冷力をより効果的に活用することができます。
保冷剤や冷凍品は上部に入れる
保冷剤や冷凍品をクーラーボックス内に入れる際は、上部に配置することで保冷効果を最大限に引き出すことができます。
冷たい空気は下に沈む性質を持っており、クーラーボックス内部も同じです。上部に保冷剤や冷凍品を置くことで、冷気が下部に徐々に広がり、食材や飲み物全体を均一に冷やす効果が期待できるからです。
また、上部に保冷剤を配置することで、開封時により頻繁に上部が開かれるため、下部の冷気が逃げにくくなります。よって、クーラーボックス内の温度上昇を抑え、保冷力を長時間持続させることができます。
地面から底上げする
地面は通常温度が高く、熱伝導が起こりやすいため、クーラーボックスの底部が直接接触すると内部の冷気が地面に奪われてしまいます。
そのため、地面から底上げすることで、地面との熱伝導を防ぎ、冷気の逃げを最小限に抑えることができます。これにより、クーラーボックス内の温度上昇を遅らせ、保冷力を長時間にわたって保つことができます。
ギアケースやフィールドラックの上に置くことをおすすめします。
オススメのフィールドラック
まとめ
おしゃれで機能的なクーラーボックス10選を紹介しました。
サイズ、保冷力、持ち運びのしやすさ、デザインなど、さまざまな観点から厳選しました。これからのキャンプシーズンにぴったりなクーラーボックスを選んで、快適なキャンプライフを楽しんでください。
暑い夏も美味しい食材と冷たいドリンクで涼しく楽しいひとときを過ごしましょう!